開催趣旨
戦国時代から江戸時代の初めにかけて合戦にあけくれた時代がありました。
戦場では身を守る以上に、戦場で目立つため、自身の威厳を示すために、意匠をこらした甲冑を身に着け、強い武具を持ちました。
合戦の時代も終わり、太平の世といわれた江戸時代にあっても、武士は腰に刀を差し、13~14歳になった武家の男子は初めての鎧着用の儀式を行っていました。
篠山藩でも藩校などで剣術槍術弓術等の武芸が奨励されていました。
そして、敵を攻撃するに強い武器、身を守るに固い防具としてだけでなく、染織・漆工・金工にこだわったみごとな装飾を施された甲冑や武具が造られ愛用されました。
篠山藩青山家とその家臣に伝わるものを中心に、さまざまな意匠をこらし工芸品としても魅力ある武具甲冑や武者絵をご覧ください。
勇ましい姿、優美な姿など様々な姿を合わせもつ「武」を感じていただければ幸いです。
特別展 開催概要
特別展タイトル 「武の姿 その装いと美」
会期 令和5年 10月11日(水)~12月3日(日) ※月曜休館、祝日の場合は翌日休館
開館時間 9:00~17:00(最終入館 16:30)
会場 丹波篠山市立歴史美術館 第一、第三展示室
主催/共催 一般社団法人ウイズささやま/丹波篠山市教育委員会
お問合せ先 丹波篠山市立歴史美術館 TEL:079-552-0601
ワークショップ・講演会
※会場 歴史美術館 旧法廷
※聴講料 無料(別途入館料が必要)
【終了】◆ワークショップ
タイトル 「甲冑を50領作った男」
日時 令和5年 11月4日(土) 開場13:00 開演13:30~15:00(予定)
講師 時本 昭男 氏(甲冑工房「時」主宰 甲冑師)
定員 30名(予約優先、定員になり次第受付終了)
【終了】◆講演会
タイトル 「甲冑の基礎知識と合戦図の鑑賞」
日時 令和5年 11月25日(土) 開場13:00 開演13:30~15:00(予定)
講師 前田 徹 氏(兵庫県立歴史博物館 学芸員)
定員 30名(予約優先、定員になり次第受付終了)
ギャラリートーク
※参加料 無料
※定員 30名(予約優先、定員になり次第受付終了)、当日参加可
当館学芸員による展示品の解説を実施します。
【終了】◆第1回 令和5年 10月21日(土) 14:00~15:00
【終了】◆第2回 令和5年 11月18日(土) 14:00~15:00
体験ワークショップ
江戸時代の本物の兜をかぶって、記念撮影ができます。
体験希望の方は、受付スタッフまでお声がけください。
◆体験料 おひとり様 1回 300円
※ヘアーネット、手袋の着用にご協力ください。