丹波篠山の古代から現代まで一挙公開します。
●場所:丹波篠山市立 歴史美術館
●期間:令和2年10月13日(火)~12月6日(日)
※丹波篠山市に在住、在勤の方は入館無料。
(受付で住所が分かる証明書(免許証・社員証など)をご提示ください)
「丹波篠山市」へと市名変更し一年が経過しました。今一度、丹波篠山市の歴史を見直そうと、丹波篠山市の古代から現代までの歴史資料の展示を企画しました。
丹波篠山に人々が住み始めたのは約3万年前の旧石器時代と言われています。その後、縄文、弥生時代を経て、5世紀になると、県下第2の大きさを誇る雲部車塚古墳が築造されました。奈良時代には、古代の役所が置かれ、平安時代、都に近い丹波篠山には荘園が開かれました。武士の時代になると、中央から派遣された武士たちが土着し、国人衆から戦国大名へと発展、織田信長の命を受けた明智光秀の丹波攻めにあいました。江戸幕府を開いた徳川家康は、山陽、山陰道の要衝の地に天下普請で篠山城を築き、三家の松平家、青山家の譜代大名によって治められます。明治維新を経て、明治時代後半には、連隊が置かれ軍都として発展、その後は、黒大豆や栗、山の芋を特産品とする農都へと変化して行きました。全国に知られるデカンショ節や、丹波焼、王地山焼などの陶磁器などもぜひご紹介したい文化です。
大河ドラマの放映によって注目を集めている戦国武将波多野秀治関連の資料や、今回初公開となる篠山歩兵70連隊の軍旗の一部など多くの資料を展示いたします。改めて丹波篠山の歴史を知っていただく機会になれば幸いです。
特別展「丹波篠山の軌跡」の開催期間中、丹波篠山市に在住、在勤の方は入館無料。 (受付で住所が分かる証明書(免許証・社員証など)をご提示ください)
●お問い合わせ 丹波篠山市立 歴史美術館 TEL.079-552-0601