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青パッド 城下町を偲ぶ武具、美術工芸品の数々


展示品 武具は、刀剣、甲冑をはじめ旗指物、馬具、指揮具、鉄砲など多種、多様です。
刀剣は、武家にとって筆頭道具であり、古来より最も重要な武具として取り扱われてきました。そして、誕生、元服、家督など祝い事の引き出物として武家の間で欠くことのできない最高位に位置する武具として扱われてきました。
三日月宗近、童子切安綱、鬼丸国綱、数珠丸恒次、大典太光世は天下無類の名刀として天下五剣と称せられ、室町将軍家から徳川将軍を経て各大名家に伝来し、千年以上の時を越えてもなお健全な形で今、私たちが目にすることができます。 刀剣は、わが国が世界に誇りうる工芸美術品として、その美しさが称賛されています。
甲冑は、身に纏う防具であり、金工、織り、染め、塗りなどの最高技術を駆使した華麗さと威厳を兼ね備えた道具といえるでしょう。 甲冑は源平時代から室町時代にかけて製作された大袖を完備した華麗な大鎧。また室町時代を中心に流行した大鎧の華麗さを残しながら機動性を兼備した胴丸鎧や腹巻。室町時代の後期、鉄砲伝来とともに装飾性から実用、実戦向きに仕立てられた当世具足があります。 しかし、 寛永16年(1639)島原の乱を最後に日本各地での戦が終結すると太平の時代を迎え、甲冑は実用、実戦向きから華麗な装飾が加えられた象徴的なものとなりました。 江戸時代後期、洋式兵法の導入により甲冑は武家文化の遺産しての存在にすぎなくなってしまいました。
当館では新刀(近世に制作された刀)を中心に、篠山の刀匠がつくりあげた刀剣を展示いたしております。甲冑は篠山藩主青山家ゆかりの具足、さらに工芸の粋を集めた具足や武具を公開いたします。


青パッド 展示品

黒紅糸縅具足 甲冑・武具
黒紅威胴丸具足 (本館蔵・江戸時代前期)

この甲冑は、丹波篠山藩主青山家の祖、和泉守忠雄所用のもので、兜は六十二間の総覆輪の筋兜です。鉢裏の後部に「野州中住吉久作、大永7年(1527)」銘があり、吉久は明珍派の甲冑師で名工です。
胴は弦走りを獅子の絵革で包み、引き合わせの二枚胴の仕立てとなっています。草摺りは六間五段で大袖、のど輪、杏葉を完備した胴丸形式の甲冑です。
甲冑全体に色調も落ち着いた色彩を使用し、大名具足の特徴を表した作りとなっています。

東海道・中仙道・甲州街道図屏風

東海道・中仙道・甲州街道図屏風 →クリックで拡大
江戸から大津までの宿場町の様子、お城及び名所等が描かれており、関が原の合戦布陣図が 赤丸・黒丸で描かれており、一際大きな赤丸は家康がいた「御本陣」と記されています。
品川宿付近の川に描かれている橋「六江」は、江戸初期までしか架かっておらず、それ以降は人足渡しとなっています。 また、他の宿場にある「本陣」が「御殿」と称されて記されていますが、「御殿」との呼び方は、 約1670年までとされていることからこの屏風がそれ以前に描かれた可能性が高いと考えられます。
スペース

源氏物語絵巻 六巻 (篠山市指定文化財)

源氏物語絵巻 →クリックで拡大 源氏物語中最も名文であるとされている須磨・明石の巻を 後世に残すため、篠山藩第12代藩主青山忠裕(1785〜1835)がお抱えの狩野派絵師栄保典繁らに描かせた絵巻です。江戸期に画かれた源氏物語中、 須磨・明石の巻の絵巻は全国的に残存なく、人物や風景が細密に描かれた逸品です。
・須磨巻:三巻・明石巻:三巻の 計六巻

CONTENTS
古代-埋蔵資料
中世-丹波古陶 など
近世1-武具・美術品
近世2-藩窯王地山焼
近代-旧法廷展示
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